いま移住先として糸島市が人気!移住の魅力や支援制度を解説!

公開日:2023/03/15  最終更新日:2023/09/26

福岡県最西部に位置する糸島市をご存知でしょうか?「糸島」という名前から、離島をイメージされるかもしれませんが、糸島は博多駅から電車で40分もあればアクセス可能な陸つづきの街です。海に面した自然豊富な糸島市は、いま移住先として人気の高いスポットです。今回はそんな糸島市への移住の魅力や支援制度について解説します。

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福岡県糸島市が移住先として人気?どんなところなの?

福岡県糸島市は2010年に旧前原市・旧志摩町・旧二丈町が合併して新しく生まれた市です。市としては誕生して間もないですが、中国の歴史書「魏志倭人伝」に記されている伊都国がかつて存在し、卑弥呼時代を思わせる展示物や弥生時代の人々の暮らしがわかる遺物が展示される博物館を有するなど、歴史ロマンにあふれた土地でもあります。

福岡県の最西部の糸島半島に位置し、北側は日本の渚百選や日本の夕日百選にも選ばれている景勝地「桜井二見ヶ浦」のある玄界灘を望み、南側は福岡の街並みを一望できる大パノラマが楽しめる背振山系の山々に囲まれた自然豊かな土地です。博多や天神、福岡空港といった福岡の中心部へ電車一本でアクセスできる利便性のよさから、レジャースポットや住みたい街として人気があり、福岡市のベッドタウンとしての側面もあります。

また「糸島ブランド」として農産物・海産物・豚肉などの食材が有名で、古くから受け継がれてきた手法にこだわってつくられる醤油・酒造・塩といった調味料やハム・ウィンナーの加工品など、新鮮美味な食材が揃っていることも魅力です。家族全員で楽しめるアクティビティとして、GWあたりから9月下旬まで楽しめるヤマメ釣りや郷土料理「そうめんちり」「そうめん流し」も有名で、見る・食べる・遊ぶのすべてをかなえられるスポットといえます。観光地として百点満点の糸島市ですが、福岡で住みよい街としても現在注目を集めています。

糸島の人口はここ数年増加傾向になっており、糸島市が公開する統計データによると、令和3年の糸島市の人口増加率(0.87%)は全国平均(-0.51%)と比べて約13ポイントも上回り、移住先として需要が高いことがうかがえます。東京と同じ「太平洋側気候区分」に属しており、気候は住みやすく温暖です。統計情報によると年間平均気温が14.7℃、一年を通して雨量が多く年間平均降水量は1,699mm程度となっています。

糸島市で利用できる移住支援制度とは

糸島市では糸島市への移住や定住をサポートするさまざまな制度を設けています。たとえば糸島市への移住を考えている人や住まいを探している人のための情報サイト「きっと満足糸島生活」では、オンラインでの移住相談や、地区別に空き家を探せる「糸島市空き家バンク」といったコンテンツがあり、現地に行かなくても糸島市の移住に関する情報収集や相談ができるようになっています。

オンライン移住相談ではインターネット環境さえあれば、平日9時半から16時半までの間、1組あたり30分程度の無料相談を受けられます。またサイト「糸島しごとさがし」では、糸島市内の企業・事業所とのマッチングが行えます。糸島の企業情報がわかる企業レポートもあり、気になる会社の職場の雰囲気やスタッフのインタビューなどの情報収集が可能です。

移住の前にチェックしよう!3つの注意点とは

自然が豊富で、都心へのアクセスもよく、食べ物も美味しく、移住サポートも受けられる糸島ですが、移住を決める前にチェックしたい3つの注意点があります。

1つめは移動が基本的に自動車になることです。移住するエリアにもよりますが、基本的に移動は車があると、買い物や休日のおでかけなど行動範囲が広くなります。車を所有していなくても、日常的に車が不要なライフスタイルであれば、メインの移動手段を自転車や徒歩中心にし、必要に応じてカーシェアリングやレンタカーを活用するといった選択も可能です。糸島と博多方面を結ぶ電車(筑肥線)は、強風により止まりやすいため、いざという時のためにほかの交通手段を確保しておくと安心です。

2つめの注意点は、水道光熱費が高めに設定されていることです。糸島は都市部と比べて人口密度が低いため、ひとりあたりのライフラインの維持費の負担が高くなっています。

3つめの注意点は平均年収が低い点です。総務省が公開した統計資料をもとに、2021年の市町村別課税対象所得の総額を納税者数で除算して求めた糸島市の平均年収は300.1万円で、同じ県内の都市エリアである福岡市(362.4万円)や、首都である東京都の各区(中央区712.5万円、港区1184.7万円、品川区517万円等)と比べて低い水準となっています。

糸島市への移住目的のプライオリティが「年の喧騒から解放されること」や「静かな暮らし」など、お金よりも暮らしを大切にしたい場合は問題ありませんが、収入面の不安がある場合は、リモートワークなどのワークスタイルを検討しておくとよいでしょう。

糸島市移住におすすめのエリア情報

前原エリア

糸島市の中心街である筑前前原駅周辺のエリアです。利便性が高く、空港や新幹線、高速道路にもアクセスしやすい傾向にあります。

■アクセスが良好
始発駅にもなる筑前前原駅は、約30分程度で乗り換えもなく天神まで到着できる場合がほとんどです。また、国際空港である福岡空港へのアクセスがしやすく、台湾や中国、マレーシアなどに直行便があるため、アジア圏へのビジネスや旅行がしやすいエリアとされています。

加えて、筑前前原駅の南側には高速道路のインターチェンジもあり、約15分程度で海や山を訪れることが可能です。

■自然と暮らしやすさを両立
前原エリアは、市役所や図書館などの公共施設やカフェやレストランも多く賑わいのあるエリアです。大型のショッピングモールもあるため、買い物も行いやすい傾向にあります。

また、海や山などの豊富な自然にも恵まれており、漁港の近くでは新鮮な海産物を楽しむことも可能です。そのため、豊かな自然に恵まれた田舎の良さと都会の暮らしやすさを兼ね備えたエリアといえるでしょう。

しかし、夜は街灯が少なく、暗い道も多い傾向にあるため、夜道を歩く際は注意が必要です。防犯のためには、状況に応じてタクシーの利用も検討しましょう。

志摩エリア

おしゃれなお店が多く、観光客の人気も高い傾向にあるのが志摩エリアです。駅までは距離がありますが、天神や博多までは直通の高速バスが通っており、近くには大型のショッピングモールもあるため、不便さを感じる場面は少ないでしょう。

移住者にも人気のあるエリアですが、糸島市は空き巣や盗難などが発生しやすい傾向にあるため、防犯対策は欠かせません。

■家族やカップルに人気
志摩エリアは海沿いにあるため、美しい海で海水浴やマリンスポーツを楽しむことが可能です。また、サンセットロードと呼ばれる道では、サイクリングやドライブを満喫できます。

家族連れやカップルが楽しめるようなカフェやレストランも豊富にあるため、充実したひと時を過ごせるでしょう。

■数多くの絶景スポット
美しい海に恵まれた志摩エリアには、多くの絶景スポットがあるため、年間を通して美しい風景を楽しめます。主な絶景スポットの例は以下のとおりです。

・芥屋の展望台
・立石山の中腹

「糸島のトトロの森」といわれる芥屋の大門公園にあるのが「芥屋の展望台」です。唐津側の透き通る海と、日本三大玄武洞のひとつである芥屋の大門を一望できます。

標高210mの低山である立石山の中腹にある駐車場からは、糸島市内を見渡すことが可能です。中腹から山頂までは約15分程度とされているため、登山初心者でも気軽に挑戦できるでしょう。山頂からもオーシャンビューが広がるため、美しい景色を堪能できます。

二丈エリア

佐賀県との県境にあり、筑前深江駅を中心とした海沿いの地域が二丈エリアです。二丈エリアの東側には福岡のベッドタウンが広がり、西側は古き良き漁師町の雰囲気が残っています。

駅周辺は住宅街ですが、近くには地元のスーパーもあるため、生活もしやすく、西九州自動車道の一部である今宿道路を利用すれば、福岡市中心部へもアクセスしやすいでしょう。保育施設やフリースクールなども多いため、比較的治安が良い傾向にあります。

■豊かな自然
筑前深江駅から10分ほど歩くと深江海水浴場に足を運べます。玄界灘に面した穏やかで遠浅な海は、小さな子どもでも安心して楽しめるでしょう。海の家では、獲れた魚をバーベキューで味わえるため、観光客にも高い人気を誇っています。

また、国道202号線を西に進んだ福吉漁港では糸島カキを堪能できる牡蠣小屋もあるため、新鮮な海の幸を味わえるでしょう。

■マリンスポーツにおすすめ
穏やかな海が広がっているため、マリンスポーツを楽しむことが可能です。バナナボートやカヤックなど美しい海の上で満喫できるマリンスポーツが豊富にあります。施設によって行えるスポーツの種類が異なるため、事前にしっかりと確認するのが重要です。

深江海水浴場では、マリンスポーツだけでなく地引網の体験も行えるため、大人から子どもまで楽しめるでしょう。

まとめ

いま移住先として人気のある福岡県糸島市について、移住の魅力や支援制度を解説しました。糸島市は玄界灘と背振山系の山々に囲まれた自然豊富な土地です。市が運営する移住支援サイト「きっと満足糸島生活」では、インターネットを経由して無料で移住相談ができたり、地区別に登録された空き家バンクを確認できたりと、遠隔地からでも移住を検討しやすいことが魅力です。移住前にチェックしておきたいこととして、移動手段として車があると便利なこと、水道代・ガス代が高めなこと、年収が低めなことが挙げられます。

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